生きるチカラを取り戻していくための農作業
毎週日曜日は、レンタル農園の講習会があります。
僕が行っているのは、コトモファームというところ
藤沢市、湘南台駅、長後駅、横浜市泉区役所 いずみ野駅から車で15分・コトモファーム〜農薬を使わない野菜作り体験農園・貸農園・市民農園・家庭菜園〜
無農薬・無肥料の自然栽培を教えてくれます。
去年の10月に契約をして、早7ヶ月目。冬から始めたこともあり、なかなかの難しさを感じています。
今日は畑へ。..#昨日は海の近くへ#おとといは山へ#3日連続お出かけ#GW#weekendfarm #自然栽培#ピーマンと唐辛子を植えました#農作業#雑草すごい #雑草魂
なんで農作業を始めたのか?
これは、自分が生きていくための必要なものを手に入れる自給率が0%だったからです。3.11のあと、「自分て、何も生み出せないなぁ」という虚無感を味わっていました。
それから随分時間は経ちましたが、やっと(奥さんの同意のもと)始めることができました。
首都圏に住んでいると、「食べ物はスーパーで買ったものを調理して食べる」のが基本になっていると感じます。
これって、ちょっと考えてみると、
・お金がないと食べるものを得られない
・食べるものの安全性がわからない可能性が高い
・売っているものしか選べない
ってことなんだと思います。
つまり、お金がなくなったら、飢える。ってことですよね。
そうなると・・・
常にお金を得るために働かなくてはいけない
ってことになるわけです。
結構大変ですよね。いつまでも働き続ける必要があるし。(仕事とお金の得かたについては色々書いてみたい)
そこから脱却するために、
自分で食べるものを作る
ことに挑戦したかったのです。
今日の収穫物はいくら分?そしてその影響は?
今日は4月に植えた絹さやと二十日大根を収穫してきました。
絹さやの相場は・・・
『絹さや 国産 50g』780円
今日は多分20gくらい収穫できたので、250円分くらいかな。
うちのひと月の食費が30000円くらいだとすると、
0.83%を自給したことに。
畑が一つあると、この%がどんどん増えていくことになります。(失敗することもあるけれど・・・)
しかも、
・作り方を覚えることは、この先ずっと使える
・種取りをすれば、新たにタネを購入することはない。
・たくさん取れればおすそ分け。(コミュニティ&コミュニケーション)
いいことがたくさんですよね。
悪いことは、
・時間がかかる
・取れないこともある
・汚れる
くらいかな。
僕はやっていて面白いと思うし、
野菜がどんな育ち方をするのかわかるのが興味深い。
できた野菜はすごく美味しい。
奥さんや娘が食べてくれるのはこの上ない喜びー。
やっぱり農作業(野菜づくりなど)は、
生きるチカラを取り戻していく作業だし、
そこに付随して得られる喜びは想像以上のものだと思います。
いろんな人に取り組んでみてもらいたいと思います。