NPOの活動と『横のつながり』
僕はNPOに勤めています。かれこれ8年。
メールを辿ったら、2010年の12月に業務委託についてのやりとりを当時の事務局長としていたのを発見しました。
8年。今までで一番長い勤め先です。
NPO業界と言われるところの世間からの見られ方も随分変わって来たなと思います。
NPOで職員として働く人も周りに増えて来たし、うちも新卒を採用したり。NPOで働くことが「超珍しい」ことではなくなってます。
嬉しいことですね。
まぁでも地元の友人などに「NPOで働いてる」って言っても、「NPO?なにそれ?」っていう反応にもなるので、もっと頑張らねばな、と思います。
「偉いねー」っていう感じになるのよね。
さて、本題。
NPOと『横のつながり』について。
僕のイメージでは、
企業は「自社の商品を売って、シェアを取り合う」ということがあります。
その売り上げを株主に配分する。常に競争。
以前、企業(営業会社)に勤めていたので実感値として理解してます。
NPOは、課題解決(ビジョンの達成)を目的にしているので、活動の中に「シェアを取り合う」という概念はないのかなと思ってます。
むしろ、「手を取り合って、課題解決を加速して」いける可能性を持っているのではないか、と。
それを「横のつながり」と表現してます。これを模索したいのですよ。
例えば、
「NPO」「貧困」で検索すると、
子どもの貧困 | 認定NPO法人フローレンス | 新しいあたりまえを、すべての親子に。
日本における「子どもの貧困」 | KIDS' DOOR | NPO法人 キッズドアは日本のこどもを支援しています!
認定NPO法人Living in Peaceこどもプロジェクト
特定非営利活動法人自立生活サポートセンター・もやい | もやいは、 自立をめざす生活困窮者の 新たな生活の再出発を お手伝いします。
などなどたくさん出て来ます(どれも有名!)
この団体が手を取り合うことはできるのか、できないのか・・・。
・事務的な作業を一元化する
・M&Aして、より大きな組織で、資金を集めやすくする
・まだ認定にたどり着いていないNPOに対して、認定NPOになるための支援をする(似たような課題が残っているのかも)
もし、団体のスタッフ同士で話をしたら「同じところ目指してますね。一緒に何かできそうですね」って話になりそう。
NPOだから手をとりあえること。
ここはもうちょっと考えていきたいのです。
どなたか一緒に考えませんか?