自給率が上がると生きていく不安が減っていく
またまた、生きるチカラに関することで、つらつらと。
今回は電気の自給。
うちは20Wの太陽光パネルで発電をしています。パネルはベランダに無造作に置かれております。
きっかけは、この藤野電力さんのWS。(この記事は50Wのパネルです。これの20Wバージョンがあったのです)
「残念なくらい簡単でした!」42,800円ではじめる電気自給プロジェクト「藤野電力」 [イベントレポート] | greenz.jp
電気の自給は難しい?
食べ物の自給は、野菜や米を作ることで得られるので、想像しやすいけど、電気の自給は「自分でもできるのかな」という範疇のものかもしれません、多くの方にとって。
今では家の屋根の上に太陽光パネルを置いて売電しているのは一般的ですね。
でも売電するのが目的で、自分の家で使うために電気を貯めて使っている方は少ないんじゃないかと思います。それだと自給とも言い切れないのかな、と思います。
このWSでは電気の仕組みを教えてもらって(小学生レベルの知識です)実際に組み立てをします。記事にあるように、残念なくらい簡単です。(教えてもらいながらだからかも?)
完成したら、あとは日当たりがいいところに置いておくだけ。
太陽は無料で、エネルギーを分けてくれます。ありがたや〜。
太陽光パネルにはチャージコントローラーという部品がついていて、過充電などを防いでくれます。発電量もわかるんです。
こんな感じ。
赤いランプがチカチカして「もういっぱいよー!(使って使って〜!)」という声が聞こえて来そう。
この20Wの発電装置で、スマホはもちろん、macも充電できちゃいます。LED電気も使えるので、もし電気が止まってしまっても、最低限の明かりはつけられそうです。
ちょっと安心を増やしていく
これが一つ家にあるだけで、
「ちょっとだけ安心」
なんですよね。
電気の自給率も0から0.01くらいに上がったかな。
自分の中では革命です。
「停電したらどうしよう」という不安から「1日くらいの停電だったらなんとかなるかな」への変化。
僕は少しずつそういう「不安」を埋めていきたいのかなと思います。
電気の自給、自分が使うための自給、やってみませんか。
電気の自給は、できる。
この100Wのパネルであれば、100V(家庭用のコンセント)のものも使えると思います。ドライヤーなんかは耐えられないかと思いますが。
あと、組み立てる時には、この本も合わせて読んで欲しいです。
鹿児島でエネルギーを自給して生活しているテンダーさんの本。
『わがや電力 〜 12歳からとりかかる 太陽光発電の入門書』予約フォーム | ヨホホ研究所
すごくわかりやすく、すごくユーモアをもって電気のことを伝えてくれています。
ちょっと感動するくらいの熱いメッセージも込められているので、ぜひ読んでください。
あxあ、書いてたらまた読みたくなってきた。
自分でやってみると「感謝」も得られる
昨日はこんなことを書いてみました。
生きるチカラを取り戻していくための農作業 - aoimanのブログ
生きるチカラ、大事だと思うので、もっと書いていきたいと思ってます。
農作業のほか、身の回りのいろんなことを自分でやってみたくなる性格なので、
・家のカウンターを自作
・靴下のほつれを補修
・破れたジーンズを補修
・パンを酵母から作る
天然酵母でパンが焼けたー!中がぎゅっと締まっててもちもち〜バターも牛乳も使わなかったけど、おいしくできた!うーれピー!#レーズン酵母 #天然酵母パン #切るの大変 #木材を切ってるみたい #DIY
などなど。
とにかく「自分でやってみる」欲が旺盛なのです、私。
僕らの身の回りには専門の人(職人さん)が作ったものがたくさんあります。
ある一つのものを作ることに、時間をかけて習得して、ものづくりをしてお金を貰っている。技術があってはじめて買ってもらえる商品になる。
自分でやってみてわかるのは、
作ること・直すことって難しい
ってことなんです。
「一応、それなり」のクオリティではできるんだけども、
これが売ってたら買う?と言われると、多分買わない。
「それなりの」クオリティになってしまうんです。
当然ですよね。
そんな簡単にできるんだったら、職人さんいらなくなっちゃう。
でもやっぱり実際にやってみないと、本当に難しいかわからないんですよ。
難しそう→難しかったは0か1かの違いですからね。
その「難しさ」と同時に感じるのが「感謝」の気持ちです。
補修したもの・できたものを通じて、職人さんへ思いを馳せる・・・。
やっぱすげぇなぁ
僕らの身の回りのものは職人さんの手に支えられてるんだなぁ
ありがたいなぁ
自分でやってみる、ってそんな「感謝」も得られる作業なんだと思っています。
あなたは何をやってみたいですか。
僕が近日中に挑戦するのは、
毎日の髭剃りに使う、「シェービングジェルの自作」です。
なんか毎回買うの、気がひけるんですよね。ちょっと前までは買うことが当然だったけども。
作る経験をして、作れるものを増やして、生きるチカラを取り戻していきましょ。
生きるチカラを取り戻していくための農作業
毎週日曜日は、レンタル農園の講習会があります。
僕が行っているのは、コトモファームというところ
藤沢市、湘南台駅、長後駅、横浜市泉区役所 いずみ野駅から車で15分・コトモファーム〜農薬を使わない野菜作り体験農園・貸農園・市民農園・家庭菜園〜
無農薬・無肥料の自然栽培を教えてくれます。
去年の10月に契約をして、早7ヶ月目。冬から始めたこともあり、なかなかの難しさを感じています。
今日は畑へ。..#昨日は海の近くへ#おとといは山へ#3日連続お出かけ#GW#weekendfarm #自然栽培#ピーマンと唐辛子を植えました#農作業#雑草すごい #雑草魂
なんで農作業を始めたのか?
これは、自分が生きていくための必要なものを手に入れる自給率が0%だったからです。3.11のあと、「自分て、何も生み出せないなぁ」という虚無感を味わっていました。
それから随分時間は経ちましたが、やっと(奥さんの同意のもと)始めることができました。
首都圏に住んでいると、「食べ物はスーパーで買ったものを調理して食べる」のが基本になっていると感じます。
これって、ちょっと考えてみると、
・お金がないと食べるものを得られない
・食べるものの安全性がわからない可能性が高い
・売っているものしか選べない
ってことなんだと思います。
つまり、お金がなくなったら、飢える。ってことですよね。
そうなると・・・
常にお金を得るために働かなくてはいけない
ってことになるわけです。
結構大変ですよね。いつまでも働き続ける必要があるし。(仕事とお金の得かたについては色々書いてみたい)
そこから脱却するために、
自分で食べるものを作る
ことに挑戦したかったのです。
今日の収穫物はいくら分?そしてその影響は?
今日は4月に植えた絹さやと二十日大根を収穫してきました。
絹さやの相場は・・・
『絹さや 国産 50g』780円
今日は多分20gくらい収穫できたので、250円分くらいかな。
うちのひと月の食費が30000円くらいだとすると、
0.83%を自給したことに。
畑が一つあると、この%がどんどん増えていくことになります。(失敗することもあるけれど・・・)
しかも、
・作り方を覚えることは、この先ずっと使える
・種取りをすれば、新たにタネを購入することはない。
・たくさん取れればおすそ分け。(コミュニティ&コミュニケーション)
いいことがたくさんですよね。
悪いことは、
・時間がかかる
・取れないこともある
・汚れる
くらいかな。
僕はやっていて面白いと思うし、
野菜がどんな育ち方をするのかわかるのが興味深い。
できた野菜はすごく美味しい。
奥さんや娘が食べてくれるのはこの上ない喜びー。
やっぱり農作業(野菜づくりなど)は、
生きるチカラを取り戻していく作業だし、
そこに付随して得られる喜びは想像以上のものだと思います。
いろんな人に取り組んでみてもらいたいと思います。
NPOの活動と『横のつながり』
僕はNPOに勤めています。かれこれ8年。
メールを辿ったら、2010年の12月に業務委託についてのやりとりを当時の事務局長としていたのを発見しました。
8年。今までで一番長い勤め先です。
NPO業界と言われるところの世間からの見られ方も随分変わって来たなと思います。
NPOで職員として働く人も周りに増えて来たし、うちも新卒を採用したり。NPOで働くことが「超珍しい」ことではなくなってます。
嬉しいことですね。
まぁでも地元の友人などに「NPOで働いてる」って言っても、「NPO?なにそれ?」っていう反応にもなるので、もっと頑張らねばな、と思います。
「偉いねー」っていう感じになるのよね。
さて、本題。
NPOと『横のつながり』について。
僕のイメージでは、
企業は「自社の商品を売って、シェアを取り合う」ということがあります。
その売り上げを株主に配分する。常に競争。
以前、企業(営業会社)に勤めていたので実感値として理解してます。
NPOは、課題解決(ビジョンの達成)を目的にしているので、活動の中に「シェアを取り合う」という概念はないのかなと思ってます。
むしろ、「手を取り合って、課題解決を加速して」いける可能性を持っているのではないか、と。
それを「横のつながり」と表現してます。これを模索したいのですよ。
例えば、
「NPO」「貧困」で検索すると、
子どもの貧困 | 認定NPO法人フローレンス | 新しいあたりまえを、すべての親子に。
日本における「子どもの貧困」 | KIDS' DOOR | NPO法人 キッズドアは日本のこどもを支援しています!
認定NPO法人Living in Peaceこどもプロジェクト
特定非営利活動法人自立生活サポートセンター・もやい | もやいは、 自立をめざす生活困窮者の 新たな生活の再出発を お手伝いします。
などなどたくさん出て来ます(どれも有名!)
この団体が手を取り合うことはできるのか、できないのか・・・。
・事務的な作業を一元化する
・M&Aして、より大きな組織で、資金を集めやすくする
・まだ認定にたどり着いていないNPOに対して、認定NPOになるための支援をする(似たような課題が残っているのかも)
もし、団体のスタッフ同士で話をしたら「同じところ目指してますね。一緒に何かできそうですね」って話になりそう。
NPOだから手をとりあえること。
ここはもうちょっと考えていきたいのです。
どなたか一緒に考えませんか?
赤信号は『信号』に過ぎない。
ね。当たり前のことだけど、結構大事だなと思っています。常々ね。
信号って、あくまでも信号でしかなくて、
赤信号になったら、クルマは止まる。っていうのは、『ルール』。
だから、
守る人と守らない人が出てくる。
これを、
『赤だから、止まるだろう。』と思い込んでしまうのは危険。
いや、だいたいは止まるんです。ルールですから。
止まらないところをおまわりさんが見てたら捕まりますしね。
止まるのが一般的なんです。
でも、人には色々事情がありますよね。(そりゃそう)
時間に余裕がある人もいれば、遅れそうで焦っている人も。
配達系のクルマは時間との勝負だから尚更そうなりますよね。
そんな焦っている人の気持ちになったら…
信号が黄色から赤に変わるか変わらないかのところでも交差点に突入しちゃうんです。
「黄色だからまだいける」ってなりますよ。
僕もクルマに乗ることがあるので、気持ちはよく分かります。
時間に遅れそうで、焦って運転したこともありますし。
そうなると、歩行者側の人には制御のしようが無いです。
信号を守って、青になるから歩き出してところにクルマも侵入して来られたら・・・
そんな危険もあることを頭の片隅に入れておくと、いいと思います。
だって、自分はルール守っているのに、怪我するのは自分ですからね。
怪我で済めばまだラッキーかもしれません。
勢いのついたクルマには敵わないので、
自分が傷つかないようにしましょ。
まとめると、
・信号はあくまでも信号で、車や自転車を物理的に止めることはできない。
・信号が変わったら一息ついて、左右確認してみましょ。
ってことです。全て自分に返ってきますからね。
これは自分の子どもや、大事な人には伝えておきたいな。
と思って書いてみました。
もちろん、大前提として、
赤信号は止まりましょう。
MEOが面白そう。
MEOって言葉を最近知りました。
Map Engine Optimizationの略だそうで、”Googleマップの最適化”ってことらしい。
今日はそのやり方のセミナーに参加してきました。
参加者は6人ほど。
内容はすごく濃かった。
店舗を持って商売をしている(=集客が必要な)人にはやっておいて損は無いと思いました。
・無料でできる。
・SEOより効果が期待できる。
・Googleがマップの利用へ導いている。
といったところがやってみるといいなと思う理由。
サービスの提供側(=Google)に左右されるので、ちょっと『なんだかなぁ』と思うところもあるけど、これをやってみて、成果をあげている店舗も多いそうなので、取り組んでみたいなと思いました。
自分の勤務先の団体は、店舗とは違うので、利用の仕方としては、
・イベントを企画した時の集客
くらいしか思いつかず、利用の幅が狭い。(想像力が乏しい・・・)
ソーシャルセクターで役にたてばいいなぁと思って参加したけど、
んー、どうすればいいんだろ。
講師の方が言っていたのは、
『いい商品、サービスを提供していること』が重要とのこと。
レビューもあるので、悪いレビューがあると表示されにくくなることもあるらしい。
まぁ当たり前のことだけど、大事だな、と思った。
セミナーが怒涛のように流れて言ったので、ちゃんと振り返って置かないとなぁ。
整理してまとめて、誰かに伝えてみたくなりました。
誰か近くでお店やってなかったっけなぁ。
一人と二人ではできることが全然違う話
今日も日が変わる前につらつらと。
4月から新卒で仲間が加わりました。同じ部署なので、事務関係です。
1ヶ月経って、すごく仕事が捗っているのを感じています。
捗っているというか、「滞っていない」感がすごい。
今まで自分一人でやってきた作業を丸々受け渡して、それをコツコツこなしてくれている。能力の高さもあるけど、すごい。
作業を渡したことでできた時間で、ちょっと先のことや、広い視野で業務や団体を見れる時間ができた。「脳に余裕ができた」という感じですな。
一人では処理できる作業も考える時間も限界がある。
これが二人になると、できることがおそらく2倍以上になっているんじゃないかと思います。感覚値だけど。
この感覚、建築現場のアルバイトの時にも思ったことなのですよ。もう10年以上前の話だけど。
一人だと持ち上げられるものはせいぜい30キロくらい。
だけど、二人だと、100キロくらいのものまで持ち上がられる。
一人だと、メジャーでものを測るのも大変。特に2m以上の長さのものとかね。
二人いれば片方が抑えてくれたら、3mでも10mでも簡単に測れる。
そういうことで、1→2へのシフトってすごく大きいことなんです。
少人数でやっている団体にとっては、特に。
今の「脳に余裕がある状態」をうまく利用して、先のことや、なかなか手がつかなかったところに手を出していきたいと思ってます。
いやぁ、組織基盤、固めちゃいますよ。
強い組織にしていきたいっす。