相手の言葉にいちいち傷ついてしまう時はNVCを使おう
僕は人のいうことをいちいち気にしてしまい、引きずるタイプです。
そういう人、結構いるんじゃないでしょうか。
NVCを知っていると、うまく受け流せるかもしれません。
NVCによく登場する、キリンとオオカミ
目次
・NVCってなに?
・どんな時に使えるの?
・「気に入らなかったんですね」で、距離を置く
NVCってなに?
NVC(Non Violence Communication)は日本では、『非暴力コミュニケーション』とか、『共感コミュニケーション』などと呼ばれています。
NVC(Nonviolent Communication=非暴力コミュニケーション)とは、コミュニケーションにおいて相手とのつながりを持ち続けながら、お互いのニーズが満たされるまで話し合いを続けていくという、共感を持って臨むコミュニケーションの方法です。(NVC JAPANのWebサイトより引用)
この本を読むとわかりますが、ワークショップに参加すると、さらに腹落ちしてきますのでおすすめです。
『NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法 新版』
どんな時に使えるの?
一種のコミュニケーションの技法なので、覚えて置くといいかもしれません。
僕の解釈では、「自分を大切にするための技術」です。
自分が自分に語りかけることってありますよね。俗に言う「もう一人の自分」です。
その自分に対して、「あの時は辛かったよね」と共感してあげたり、「あなたは睡眠を取ることを欲しているんだね」とニーズを聞いてあげたりします。
自分を大切にすることで、相手も大切にできる。
人間関係でうまくいかなかったり、何かズレを感じてしまう時にはとても有効で平和的な手段だと言えます。
「気に入らなかったんですね」で、距離を置く
注意されたり、怒られたりするの、嫌いです。僕。
なので、とても気になってしまうし、おこられないように頑張ったり、取り繕ったりしてしまいがち。
例えば上司に、
「なんでこの作業が終わってないんだよっ!」
と上司に言われたとしたら。
あなたはどんなことを思うでしょうか。
「やばい、上司に嫌われた」
「 またキレてるよ・・・」
「今日は機嫌が悪いのかな」
などなど。
「すいません!」ととっさに言葉が出てしまうかもしれないですね。
ここで
「気に入らなかったんですね」
とぼそっ言ってみる。
どうでしょうか。ちょっと相手と自分の間に距離を感じませんか。
「上司が気に入らなかったのは、作業を期限内に終わらせる安心感が損なわれたからなのかな」などと、相手への共感をしようと頭が働いて行きます。
(実際にお友達とやってみると自分の感情がどう動くのか動かないのかがわかると思います。オススメです。)
自分への直接的な攻撃ではなくなるんですね。伝わりますか?
自分を守る方法の一つとして、ぜひ覚えておいてくださいね。